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Nikkei Asia: 「ベトナム産果物、日本市場で優位に」

9日付の日本経済新聞社の英字雑誌「ニッケイ・エイジア」は「ベトナムが日本のバナナ市場を席巻」と題する記事を掲載し、日本の消費者が日常的に利用する食料品店で、ベトナム産バナナを目にする機会が増えていると伝えました。

日本の貿易統計によりますと、2024年に日本がベトナムから輸入したバナナは3万3000トンで、2019年のほぼ14倍に達し、日本の輸入市場におけるシェアも0.2%から3.2%に拡大しました。

2025年7月には、ベトナムから東京都へのバナナ輸出量が前年同月比で2倍以上に増加しました。東京・大田市場の青果仲卸業者は、「ベトナム産バナナが市場に並ぶ頻度が高まっている」と話しています。

日本とベトナムは環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)の加盟国で、この協定に基づき、日本のベトナム産バナナへの関税は現在5.4%となっています。この税率は段階的に引き下げられ、2028年には完全に撤廃される予定です。

(VOVWORLD)


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