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NASAの月周回ミッション「アルテミスII」、新たな技術的問題で延期

NASAによりますと、今回の延期の理由は、2月20日にロケット上段へ供給されるヘリウムガスの流れが中断したことです。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、新たに発生したロケットの技術的な問題を受けて、有人月飛行の打ち上げを延期すると発表しました。これは月周回ミッション「アルテミスII」にとって新たな後退となり、4人の宇宙飛行士を月の周回軌道に送る計画は、当初目標としていた3月ではなく、早くても4月にずれ込む見通しです。

NASAによりますと、今回の延期の理由は、2月20日にロケット上段へ供給されるヘリウムガスの流れが中断したことです。ヘリウムはエンジン内部の洗浄や燃料タンクの圧力維持に欠かせない役割を担っています。今回のヘリウムの問題は、今月初めの試験で発生した水素燃料の漏れとは無関係だということです。

宇宙飛行士たちは2月20日から打ち上げに備えて2週間の隔離期間に入っていましたが、計画は変更を余儀なくされました。今回の発表は、NASAが打ち上げ日を3月6日と決定した翌日に行われました。この飛行は、半世紀以上ぶりとなる有人月飛行として注目されていました。

(VOVWORLD) 


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