2日午後、ハノイの政府庁舎で、ベトナムのレ・ミン・フン首相は、ベトナムを訪問中の国際協力銀行(JBIC)の前田匡史取締役会長と会見しました。
レ・ミン・フン首相(右)、日本の国際協力銀行(JBIC)の前田匡史取締役会長と会見。撮影:ズオン・ザン/ベトナム通信社
会見で、フン首相は、JBICに対し、ベトナムでの産業クラスター、イノベーションセンター、ハイテク生産拠点の形成を支援するため、金融支援や投資保証の仕組みづくりで、引き続き橋渡し役を果たすよう求めました。
また、ベトナム経済の自立性と強靭性の向上への支援、ギソン製油所・石油化学コンプレックスの円滑で効率的な運営への協力も要請しました。
さらに、フン首相は「アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ」、通称「POWERR Asia(パワー・アジア)」の枠組みを活用し、ベトナム企業が利用できる支援策の検討を求めました。
これに対し、前田取締役会長は、力強い成長には官民連携(PPP)を通じた民間部門の一層の活用が必要だと指摘しました。
JBICは、両国が合意したアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の15の案件、総額およそ200億ドルのプロジェクトの推進や、電力、石油・ガス分野での協力を進める方針です。
[VOVWORLD]
また、半導体、人工知能、スタートアップ支援、国際金融センターの整備、文化協力などでも、ベトナムとの連携を強化する意向を示しました。