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COP 26の公約履行にはエネルギー転換がカギ

(VOVWORLD) -ハー大臣は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするというベトナムがCOP26で発表された公約を履行するためには、エネルギー転換が重要な要素であると強調しました。

6日、エジプトのシャルムエルシェイクで開催中のCOP27=国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議に出席しているチャン・ホン・ハー資源環境大臣率いるベトナム代表団はCOP 26のアロック・シャルマ議長と会見を行い、ベトナムのエネルギー転換への支援について話し合いました。

会見で、ハー大臣は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするというベトナムがCOP26で発表された公約を履行するためには、エネルギー転換が重要な要素であると強調した上で、エネルギー転換は多くの困難に直面している。」と述べました。

また、ハー大臣は「再生可能なエネルギーの開発をエネルギーの安全保障と密接に連携させる必要があると明らかにするとともに、イギリス、EU=欧州連合、G7加盟諸国に対し、ベトナムに風力発電、太陽光発電など先進的な技術を移転するよう提案しました。

一方、シャルマ議長はエネルギー転換に対するベトナムの強い公約を歓迎するほか、双方の利益を確保するため交渉を続けることで一致しました。


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