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ASEANビジネス投資首脳会議:繁栄と発展するASEANづくりに取り組む

(VOVWORLD) -ASEAN首脳会議の併催イベントとして、13日午前、ハノイで、 ASEANビジネス投資首脳会議が開かれました。

この会議はASEAN加盟諸国の指導者と相手諸国が民間企業と共に地域の将来について討議するチャンスとなります。「デジタルASEAN:持続的、かつ、包摂的成長」をテーマとしたこの首脳会議ではASEAN経済の展望、環境や社会、ガバナンスに対して積極的な取り組みをする企業に投資することであるESG投資の方向、ASEAN内の雇用の将来と技術;持続可能で、包摂的成長という4つのテーマが集中的に討議されました。

会議の開会演説に立ったグエン・スアン・フック首相は「今回の首脳会議にはASEAN加盟諸国の指導者と実業家が多数参加していることは各国の政府と民間企業が連携して繁栄で発展しているASEAN地域づくりに取り組む姿勢を示している」と明らかにすると共に「創設してから50年後の現在、ASEANが総人口6億3千万人を擁するダイナミックな経済共同体となっている。これには各企業の貢献を抜きにして語ることはできない」と強調しました。また、現在、コロナ禍はASEANを始め、世界各国にとって前例のない試練となっている。今回のASEANビジネス投資首脳会議はASEANの協力と発展を目指す経験と教訓を交換する場となると述べました。

この努力に対するベトナムの責任に関して、フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは他のASEAN加盟諸国、および、相手諸国と協力して、ASEAN諸国の企業を支援する計画を展開します。また、ベトナムは市民と企業を発展の中心地にするという共通目標の実現に取り組むと共にASEAN地域にシフトしている投資を活用します」

ASEAN経済発展対策に関して、ASEAN経済共同体担当のAladdin D.Rillo ASEAN副事務総長は次のように語りました。

(テープ)

「ASEANは現下の試練を乗り越えるため、優先計画を実施する必要があります。これは

経済回復の促進とコロナ禍との対応に関する計画です。ASEAN加盟諸国はこの二重の目標の実現に資金を準備しなければなりません」

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