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APF2020:グローバルな試練への対応のため団結する

フォーラムで、代表らは平和・安全保障、人権、生態系の持続可能な発展、労働と移民、イノベーションと新技術、デジタル権、品種差別と宗教的過激主義などについて討議を行いました。
APF2020:グローバルな試練への対応のため団結する - ảnh 1 APF2020組織委員会のファン・アイン・ソン委員長
5日~7日にかけて、ハノイで、ベトナムの市民団体が主宰する「包摂的、かつ、連結で、主体的適応の東南アジア人民の団結」をテーマとしたAPF2020=ASEAN人民フォーラム2020が開かれています。5日午前行われた開幕式にはベトナムとベトナムで活動を行っている市民団体や非政府組織の代表合わせて250人が参加しました。その他、東南アジア10か国の市民団体や非政府組織の代表250人がオンライン形式で参加しています。
フォーラムの際に、APF2020実行委員会委員長を務めるベトナム友好諸組織連合会のファン・アイン・ソン副会長兼理事長は次のように語りました。

「APFの主な目的は平和、安定、繁栄、発展したASEANづくりのため、ASEAN加盟諸国の市民やASEANの市民団体と政府との協力や団結を強化するためのものです。新型コロナウイルス感染症が蔓延している背景の中で、今回のフォーラムの主な議題はコロナ禍への対応と経済回復を目指し、ASEAN加盟諸国の政府や市民団体の協力を強化するということです。これを実現するため、各国政府だけでなく、各国の市民と市民団体の貢献を抜きに語ることはできません」
フォーラムで、代表らは平和・安全保障、人権、生態系の持続可能な発展、労働と移民、イノベーションと新技術、デジタル権、人種差別と宗教的過激主義などについて討議を行いました。なお、APF=ASEAN人民フォーラムは東南アジア諸国連合加盟国の非政府組織や市民団体が一堂に集まる ASEAN市民社会組織会議で、ASEAN首脳会議の際に、2005年にマレーシアの構想により初めて開催されたものです。
ソース:VOV


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