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APEC CEOサミット2017への参加企業数、過去最高

2日、ハノイで、ベトナム外務省のブイ・タイン・ソン外務次官は、国内外のジャーナリストに対し今月6日から11日にかけて中部ダナン市で開催されるAPEC首脳ウィークの諸活動を通知した際に、「現時点で、APEC首脳ウィークの準備が大詰めを迎えた」と明らかにしました。

ソン次官によりますと、APECメンバーの21の国・地域の指導者は全てAPECサミットへの出席を確認しています。多くの指導者は、首脳ウィークの枠内の出来事に基調演説を行うとしています。また、APECの多くの高官指導者は、ベトナムの高官指導者と個別会見を求めています。その他、この際に、中国、アメリカ、カナダ、チリの指導者によるベトナム国賓訪問が行われます。

「2度目となるAPECサミット主催国としてのベトナムにとって、地域と国際の背景が変化し、ベトナムの地位と力も前回より向上されるようになりました。APEC2017は、APECメンバーの国・地域の関係を深化させるチャンスとなります。これを通じて、ベトナムは、全方位外交路線を改めて強調すると共に、多国間の諸活動に積極的参加する方針です。」

これとは別に、ソン外務次官は「ベトナムの構想で開催されるAPEC・CEOサミット2017には地域内の多くの企業が参加する」と明らかにし、次のように語りました。

「これは、地域内企業の大多数が参加する出来事です。これまでに、ベトナムを始めとする地域と世界の大手企業、合わせて2000社の代表が参加登録を行い、これまでの最高となります。」

なお『新しい原動力を作り、共通の未来を培う』をテーマとするAPEC・CEOサミット2017は11月8日から10日にかけて開催され、グローバル化の新たな傾向、科学技術革命、企業の連帯、企業共同体の活発性と創造力の活用、経済発展協力の推進などについて集中的に討議するとしています。
ソース:VOV

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