(VOVWORLD) - ２２日、カンボジアのシェムリアップで、ASEAN東南アジア諸国連合の国防相会議の枠内にある非公式会合が行われました。
会合で、ASEAN諸国の国防相らは、ASEANは伝統的かつ非伝統的な安全保障問題に対応するため、連結を強化し、自らの中心的な役割を高める必要があると再確認しました。また、ベトナム東部海域（南シナ海）問題について、同海域の平和と安定の維持は地域と世界の安全保障に非常に重要であるとの見解を共有しました。
会合で発言に立ったベトナムのファン・ヴァン・ザン国防相は、ASEANはベトナム東部海域問題に関する立場を堅持し、DOC＝海上行動宣言の完全履行、および効力のある実質的なCOC＝海上行動規範の早期作成を促進する必要があると述べ、ASEANのパートナーと緊密に連携し、同海域の平和・安定・安全保障・航行の自由を確保するよう呼びかけました。