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65年間のベトナム観光 世界地図にその地歩を築く

7月9日、ベトナム観光部門は創設65周年を記念します。

現在、ベトナムでは二層制行政府モデルの導入が進められており、これにより観光資源の連携、商品補完が可能となり、各観光地の魅力と競争力の向上が期待されています。
UN=国連世界観光機関の統計によりますと、2025年の第1四半期に世界の国際観光客数は3億人を超え、前年同期と比べて5%、コロナ禍以前の2019年と比べても3%増加しました。この中で、ベトナムはアジア太平洋地域で国際観光客の伸び率では1位、回復スピードでは2位を記録しています。
世界全体でも、ベトナムは国際観光客の増加率で第6位、観光収入の伸び率では第4位にランクインしています。2025年の上半期に1060万人以上の外国人観光客がベトナムを訪れました。こうした成果は、観光プロモーション、商品開発、需要喚起、そして柔軟なビザ政策による入国緩和といった一連の取り組みによるものといえます。
さらに、アメリカの旅行雑誌であるトラベルアンドレジャーやコンデナスト・トラベラー、アメリカの非営利団体「ナショナル ジオグラフィック協会」が発行する月刊誌ナショナルジオグラフィックなど、世界の有名な旅行雑誌はこぞってベトナムを「訪れるべき観光地のひとつ」として評価しています。その魅力として、多様な自然景観、伝統文化、そして豊かな食文化が挙げられています。UNWTO=国連世界観光機関も、ベトナムの環境保護、遺産保存、コミュニティ観光開発の取り組みを高く評価しています。

(VOVWORLD)


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