14日午後、第15期国会第10回会議で、2026年度の中央予算配分案に関する決議が、採決に参加した全ての議員の賛成で可決されました。
今回の決議は、高い一致と支持を示すもので、中央予算の「主導的役割」を強化するという党・国家・政府の方針を具体化したものです。財務省も、毎年度の予算編成にあたり、この役割を十分に反映させるよう指示されています。
2026年度予算では、中央予算が国家全体の歳出の57.7%を占め、政治・国防・治安任務のほか、国の重要プロジェクトや社会経済インフラ整備への投資を確保し、経済成長の原動力をつくる役割を担います。
また、中央予算は、権限機関が決定した計画に基づき、給与・年金・社会保険給付・各種手当、革命功労者や優遇政策の対象者などの調整にも充てられます。
このうち賃金改革に充てられる額は57兆4700億ベトナムドン(約22億米ドル)となっています。
(VOVWORLD)