カットバー観光シーズン2024の枠内で、熱気球祭りや、マラソン大会、ドランゴンボートレースなど、さまざまな活動が行われる予定です。
既にお伝えしましたように、 3月31日夜、北部港湾都市ハイフォンのカットハイ県カットバー諸島で、「グリーン・カットバー」と題する歌舞公演が行われました。これは、3月31日のホーチミン主席のカットバー漁村訪問65周年、およびカットバー観光シーズン2024を開始する式典の一環です。
式典で、カットハイ県人民委員会のブイ・トゥアン・マイン委員長は、65年前の1959年3月31日にホーチミン主席がカットハイ県を訪れたことを振り返り、「この出来事は、祖国の最前線に立つ島々の人々や兵士へのホーチミン主席の深い関心を示す」と強調しました。また、「65年間にわたり、カットハイ県はハイフォン市を含め北部地域の重要な海洋経済地域へと成長してきた」と明らかにしました。
カットバー観光シーズン2024の枠内で、熱気球祭りや、マラソン大会、ドランゴンボートレースなど、さまざまな活動が行われる予定です。
北部タイビン省からの観光客ホアン・ティ・ハンさんは次のように述べました。
(テープ)
「私はカットバー島に旅行するのは初めてではありませんが、今回はカットバー観光シーズンの開始に合わせて島に来ることができました。雰囲気は素晴らしかったです。カットバー島は大きく変わりました。ビーチはいまも美しく魅力的ですが、観光サービスはより専門的になりました。フェスティバルの活動はユニークで印象的です。熱気球体験はとても楽しかったです」
カットバー諸島は2004年にユネスコ=国連教育科学文化機関によって世界の生物圏保護区、2013年にベトナム首相によって特別国家遺跡として認定されました。2020年、カットバー諸島のランハ湾は、フランスに本拠を置く「世界で最も美しい湾のクラブ」の正式メンバーになりました。2023年、北部クアンニン省とハイフォン市に位置するハロン湾・カットバー諸島複合体はユネスコによって世界自然遺産として正式に認定されたということです。
(VOVWORLD)