計画投資省外国投資局によりますと、今年はじめから12月20日まで、ベトナムへの外国投資の登録総額は366億ドルに達し、前年同期と比べ32%増加しました。その中で、実施総額は約232億ドルに達し、ベトナム史上最高となっています。
外国投資は、ホーチミン市とハノイのほか、北部ハイフォン市、クアンニン省、バクザン省、バクニン省、中部ゲアン省、南部ビンズオン省、ドンナイ省など外国投資を誘致する上でインフラや人材、行政改革、投資促進などに関する多くの利点がある地方に引き続き集中しています。
今年、外国投資家は21の部門のうち18の部門に投資しています。中でも加工製造業は投資額235億ドル以上でトップとなっています。それに次ぐのは不動産部門で、その投資額は約 46 億 7000 万ドルです。今年は111の国と地域がベトナムに投資しており、そのうちシンガポールが投資額68億ドル以上で1位に立っており、次いで日本、香港、中国、韓国です。
計画投資省によりますと、今後質の高い外国直接投資を誘致するために、ベトナムは成長モデルの改革、投資促進活動の質と効率の向上、投資経営環境の改善、人材育成の推進に力を入れていく方針であるとしています。
(VOVWORLD)