先頃、イギリスの週刊新聞「エコノミスト」は、ベトナムの教育システムを讃える記事を掲載しました。
記事によりますと、ベトナムの生徒は世界で最もよい教育システムの一つで勉強しています。これまでに行われた読解力、数学、科学に関する世界コンテストで、ベトナムの生徒が優れた成績を収めたことはその証です。
世界銀行の最新データによりますと、学業成績係数を算出した場合、ベトナムの生徒は東南アジアの幾つかの国だけでなく、先進国であるイギリスやカナダの生徒よりも優れています。
この記事は、スウェーデンのストックホルム経済大学のアビジート・シン氏が2020年に実施した研究結果を引用しました。その中で、エチオピア、インド、ペルー、およびベトナムの生徒は同じテストを実施しましたが、ベトナムの5歳∼8歳までの生徒は他国の同じ年齢の生徒よりも高い点数を獲得したことが分りました。
また、記事によりますと、ベトナムの学校は他の発展途上国とは異なり、時間の経過とともに改善されています。ベトナムの教師も常時にトレーニングを受け、授業をより魅力的なものにするよう奨励されています。
さらに、ベトナム共産党は、教育に深い関心を払っています。各省・市は国家予算の2割を教育に拠出するよう求められています。
多くの家庭は儒教の影響を受けたことにより、教育を重視するという社会全体の共通の見解を共有しています。裕福ではない家庭でも、子どもの教育に投資する用意があると報じられました。
(VOVWORLD)