現地時間の21日午後、ドミニカの外交・領事に関するハイレベル教育学院で、ファム・ミン・チン首相は、「ベトナムとドミニカの関係に新たな発展段階の押し上げ、東南アジアとラテンアメリカの間の友好協力関係」をテーマとした演説を行いました。
席上、チン首相は、地域と世界の情勢やベトナムの発展方向性、今後のベトナム・ドミニカ関係、ベトナム・カリブ海諸国およびラテンアメリカ関係のビジョンといった3つの主要な内容について紹介しました。
ベトナムとドミニカ関係に触れ、チン首相は、「ベトナムは常にドミニカとの関係を重視している」と強調するとともに、「同国との包括的な協力関係を推進していきたい意向がある」と表明しました。両側は両国関係をあらゆる分野においてより実質的かつ効果的に発展させることで一致しました。その中で、草の根の外交や地方間の交流の推進、二国間協力、政治的信頼の向上に加え、農業や科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション、グリーン変革、観光、文化などにおける協力をさらに強化することで一致しました。また、チン首相によりますと、ベトナムとドミニカは両国間の更なる協力を拡大させる潜在力が多いと強調しました。
同日午後、チン首相はドミニカ外務省のJose Julio Gomez次官および同国の外交・領事に関するハイレベル教育学院のJose Rafeal Espaillat 院長と個別会見しました。
(VOVWORLD)