2月25日から28日までのベトナム公式訪問にあたり、ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相は28日、ベトナムの記者団の取材に応え、両国が関係を包括的な戦略的パートナーシップに引き上げた背景の中でのベトナムとニュージーランドの二国間関係について話しました。
ラクソン首相によりますと、ベトナムとニュージーランドは貿易や教育、観光、農業、果物、伝統的な製品などの分野での協力の潜在力が大きいです。また、ニュージーランドは新興科学技術に優れており、宇宙へのロケット打ち上げ回数でアメリカ、中国、ロシアに次いで、世界第4位の国であることから、多くの分野でベトナムと協力し、支援する潜在力を備えているとしています。
さらに、ラクソン首相は「ベトナムは、過去25年間、東南アジアで最も迅速で強力に成長している国であり、現在、地域における注目すべき新興国でもある」と明らかにしました。そして、ベトナムで何百万もの人々が貧困状態から抜け出し、住民の生活水準が益々向上していることからみれば、今後数年間、ベトナム経済の成長率は、約7%に達すると予測されています。
(VOVWORLD)