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暗躍軍の歴史的の遺物

40年間、ホーチミン市3区5町のグエンディンチエウ通りにある287/70番地の家の地下トンネルに隠された1968年ドックラップ公邸を攻めるために使った3トンの武器は歴史的の遺物となった。
この家はグエンディンチエウ通りとヴォーヴァンタン通りにあり、面積が37平方メートルである。その家のオーナーであるチャン・ヴァン・ライ氏は1966年から1968年までの3年間秘密のトンネルを掘った。当時、ライ氏はドックラップ公邸で働きながら、サイゴンの暗躍軍で活動した。




タイミ基地へ武器を運ぶ連絡者。撮影:資料


暗躍軍の歴史的の遺物を見ている外国人の観光客。撮影:レー・ミン

 

ライ氏は敵に発見されないため、トイレとドレーンのシステムを改修する理由で、その夫人と子供さんたちがゴ・ヴァップが戻った後、一人で夜でトンネルを掘った。掘り出された土はビンチャイン省まで運ばれた。完成した穴は奥行き2mで、高さが2,5mあり、湿気防止のために、壁と天井はセメントを使った。トンネルの蓋は、0,4m x 0,6mで人一人だけ通れるだけの小さいものである。
 
トンネルが完成された時、暗躍軍はトンネルへ武器を運ぶ方法を考えた。メンバーであるチャン・フー・クオン氏が作った木の板をくり貫いてその中に武器を入れた。その木の板を秘密のトンネルへ運んだ。

短銃、AK、弾丸、B40、起爆剤などの多くの武器はトンネルへ運ばれ、攻撃の日を待った。



ホーチミン市3区5町グエンディンチエウ通りにある287/70番地の家の秘密のトンネルのコーナーの一部。撮影:レー・ミン










秘密のトンネルで保管された武器。撮影:レー・ミン


AKとB40を入れる物。撮影:レー・ミン


秘密のトンネルを見学ている外国人の観光客。撮影:レー・ミン
 

1975年4月30日、南部が解放され時、秘密のトンネルは多くの人々に関心が持たれ、1986年まで、国家歴史文化遺跡となった。ベトナムのヴォー・グエン・ザップ将軍(1911年-2013年)もこの秘密のトンネルを訪問した。
延べ2000回観光客はこの秘密のトンネルを訪問した。日本人の観光客の長谷部氏は「私は戦争で残ったベトナムの成功を尊重しています。ベトナム人の若者は自分の民族を誇っていると思います。」と述べた。
文:グエン・ヴー・タイン・ダット
撮影:レー・ミンと資料

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