ハノイ市民たちは「1914年-1917年におけるハノイの色」写真展のフランス人に撮られた60枚の写真を通じて、100年前のハノイのイメージを見る機会があった。
同写真展は「在ベトナムフランス年」に際して、ハノイとイル・ド・フランス地域圏間の協力による最後の活動である。
開催委員会によると、同写真展の60枚の写真はLéon Busyフランス人の写真家により1914年から1917年まで、撮られた1500枚の写真の中から選ばれた。

Léon Busyフランス人の写真家により1914年から1917年まで、
撮られた同写真展の60枚の写真を展示する「ハノイの色」写真展
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特別に、この60枚の天然色写真はLéon Busy氏により世界の最初の天然色写真技術で撮られた。この写真は現在、フランスのAlbert Kahn博物館に属され、全世界の史料館に保管さている。
外国人の写真家の優れた写真を撮る技術で、Léon Busy氏
により撮られた天然色写真は20世紀の前半のハノイのアジア特徴があり、欧州諸国の影響を受けていない美しさがあり、見る人に紹介する。
ファン・ヒュイ・レー(Phan Huy Le)ベトナム歴史科学教会会長によると、この写真は昔のベトナム人の風俗、習慣、生活についてのメッセージが込められている。
同写真展覧会の60枚の写真は見る人に昔のハノイの生活、風景、通り、儒教、信仰についての写真で、深い感銘を与えた。タイ(Tay)湖、ホアン・キエム(Hoan Kiem)湖、ロン・ビエン(Long Bien)橋、文廟についてのイメージから、ハノイの人民たちの衣服、生活についてのイメージは現在のハノイと同じではない20世紀の前半のハノイを表現する。
特に、この各写真は墓を建設すること、神殿、寺における亀、象、虎の像の位置、寺における雄大、両親に対する子孫の儀礼を通じて、昔のベトナム人の風俗、信仰、儒教を詳しく表現する。このことはLéon Busyフランス人の写真家のベトナム文化に対する愛情を表現する。

1915年の正月のときにおける書道家。

100年前におけるハンガイ(Hang Gai)通りにおける御中元の玩具を売る店。

1915年のハノイの郊外において、新年を迎えるために、祭礼の準備する人々

1915年におけるホアンキエム湖の風景。

1915年におけるハンティエック(Hang Thiec)通り。

1915年のハノイの1つの神殿の虎の神を祭る場所。

1世紀以前におけるハノイの風景、ハノイ市民たちの儒教、生活。 |
ベトナム歴史資料で、ハノイについての天然色写真コレクションについての意義について話すとき、ズオン・チュン・コック(Duong Trung Quoc)歴史家は「私たちのような歴史家たちにとっては、写真は直感性と審美性さがあり、非常に価値的な写真資料です。写真やイメージの資料がないと、現世代では歴史空間を詳しく理解できません。Léon Busy氏により1世紀前に撮られた写真によって昔のハノイの生活を詳しく理解することができます。私にとっては、ベトナムはフランス人の協力で、この遺産としての写真を引き続き研究することで、ベトナムの記憶、歴史資料を豊富にします。」と言った。
文:ガン・ハー(Ngan Ha)
写真:ヴィエット・クオン(Viet Cuong)