20日午前、ハイフォン市で開催中の「全国報道フェスティバル2026」の一環として報道フォーラムが行われ、「党の思想的基盤の堅持における報道の役割」をテーマにしたセッションが開かれました。司会は、人民軍機関紙「クァンドイニャンザン」のレ・ゴック・ロン副編集長が務めました。
写真: Đức Anh/VOV5
100年以上の歴史を持つベトナムの革命報道は、常に思想・文化分野の先頭に立ち、党と国家の声を代弁するとともに、国民にとって信頼できる言論の場となってきました。いかなる発展段階においても、報道は単に現実を伝えるだけでなく、国民の信頼醸成や民族大団結の強化、さらには党の思想的基盤を守る上で重要な役割を担っています。
セッションに出席した報道・宣伝学院のファム・ミン・ソン学長は、次のように述べました。
「党の思想的基盤を守る闘いにおいて、報道には二つの不可欠な役割があります。一つは、誤った情報や敵対的な言説に対抗すること。もう一つは、社会の信頼を築くことです。そのためには、検証された事実に依拠し、対話や人間的価値を通じて情報を発信することで、真偽を明確にし、偽情報を見抜く力を高めていく必要があります」
フォーラムではまた、AI=人工知能が報道活動に新たな可能性をもたらす一方、情報の正確性や社会的責任の確保という面で新たな課題を突きつけているとの認識が示されました。AIは取材や編集の多くの工程を効率化できるものの、記者に求められる政治的スタンスや職業倫理、そしてファクトチェック(事実確認)の役割に取って代わることはできないと指摘されています。
[VOVWORLD]