スイス・ジュネーブの国連欧州本部で6月30日、「ベトナム ・アイデンティティ、人道、そして国際統合」と題する写真展が開催されました。
このイベントは、ベトナム政府常設人権指導委員会と国連代表部が共催し、国連人権理事会第59会期に出席している各国の代表や国際機関の関係者が多数来場しました。
会場では、54の民族文化、伝統衣装、宗教儀式、日常の暮らしや教育・医療分野での成果をとらえた写真が展示され、ベトナムの多様で調和のとれた発展の姿を印象づけました。
国連ジャーナリスト協会のアラン・ジュルダン氏は次のように語りました。
(テープ)
「本日のようなイベントは、ベトナムが多国間主義の枠組みに積極的に関与している証です。ベトナムは多国間主義を重視する国として、ジュネーブのような国際対話の場の重要性を示しています。こうした場を通じて文化や違いを理解し合うことが、平和の促進につながるのです」
ベトナムは現在、2026年から2028年の国連人権理事会の理事国入りを目指しています。
今回の展示は、その取り組みに対する強い決意と、人権尊重・持続可能な社会の構築に向けたベトナムの姿勢を国際社会に示すものとなりました。
(VOVWORLD)