(VOVWORLD) - カインホア省人民委員会は、28日午前7時からの出航禁止、さらに同日午後6時以降はすべての乗組員の上陸を義務付け、養殖業者に対しては生簀に留まらないよう厳重に指示しました。
ベトナム国立水文気象予報センターによりますと、今年ベトナム海域に入ったアジア名「コト」を持つ台風15号は、27日夜の時点でソントゥテイ島の北西約230キロメートルの海上に位置し、今後30日まで進路を何度も変える可能性があり、動きが非常に読みにくい状況となっています。
こうした複雑な気象状況を受け、ダナン市では、1か月以上続いた豪雨・洪水で地盤が緩み、土砂災害の危険性が高い地域を中心に、船舶や住宅地の安全確保のための対策を急いでいます。市の区域防衛司令部は、党委員会や地方当局と連携し、「現場指揮・現場部隊・現場物資・現場後方支援」という「四つの現場」体制を徹底するほか、危険箇所を点検し、必要があれば住民の避難や家屋の補強に即応できる体制を整えています。
一方、カインホア省も台風コトへの本格的な警戒態勢に入っています。省人民委員会は、28日午前7時からの出航禁止、さらに同日午後6時以降はすべての乗組員の上陸を義務付け、養殖業者に対しては生簀に留まらないよう厳重に指示しました。
停泊地や危険箇所を点検したカインホア省人民委員会のチャン・フォン委員長は次のように呼びかけました。
(テープ)
「停泊地や漁港では、引き続き住民に周知し、他地域からの船舶の受け入れ態勢を整えてください。火災防止と消火体制を確保し、調理にも細心の注意を払う必要があります。船内には1名のみ待機し、台風接近前には必ず全員を陸上へ避難させてください」
カインホア省では、海上での安全確保に加え、陸上での対策も強化しています。洪水や土砂崩れの危険がある地点では避難計画が準備されており、山間部の集落では、地元部隊が各家庭を訪問し、広報や避難指導を行い、必要に応じて迅速に移動できるよう備えています。