ベトナム北部のラオカイ省で5日、初めてとなる国際観光見本市が開幕しました。
「ラオカイ観光・グリーンな願望をつなぐ」をテーマとしたこの見本市は、8日まで4日間の日程で開催されます。
会場には国内外から130のブースが出展し、ラオカイの観光資源や文化をアピールしています。
特に注目されるのは、日本、中国、韓国、オーストラリアなど10以上の国・地域から120社の旅行会社が参加する視察ツアーです。これらの企業は、ラオカイの主要な観光客送客市場を代表する旅行会社で、現地の観光資源を直接体験することで、今後の観光客誘致につなげる狙いがあります。
ラオカイ省人民委員会ののホアン・クォック・カイン副委員長は開幕式で次の湯に語りました。
(テープ)
「この見本市は、観光業界の投資家や企業、旅行会社などが新たなパートナーを見つけ、ビジネス契約を結ぶ場として、将来のラオカイ観光客増加につながることを期待しています。同時に、ラオカイが持つ豊かな自然や文化、そして人々の魅力を国内外に広く紹介する絶好の機会でもあります。これにより、持続可能な発展を目指す中で、ラオカイ省、さらにはベトナム全体の観光産業の発展に貢献していきます」
なお、ラオカイ省は中国との国境に位置し、避暑地サパなどの観光地で知られています。
(VOVWORLD)