経済

一村一品運動

一村一品運動(OVOP)は日本で生まれ、ASEANの各国に広げられた。ベトナムでは、ハノイが最初に一村一品運動を実施をした地域である。リータイトー公園で一村一品運動(OVOP)の展示会が実施された。                                                                  
一村一品運動は、1980年に大分県の全市町村で始められた地域振興運動である。1979年に当時の大分県知事であった平松守彦氏により提案され、各市町村がそれぞれひとつの特産品を育てることで、地域の活性化を図った。

数百年前、ハタイ(現:ハノイ)は100種の職業のある地方であった。伝統工芸村はベトナムの伝統文化を保護するだけでなく、
地域の人々の生活を改善させる特殊な経済モデルを実施し、同展示会を通し、特産が外国人の観光客と国内外の輸出入の投資家に紹介された。


展示会では高品質の工芸品、特にお土産品を紹介する40のコーナーを設け一村一品運動は工芸村の製品を紹介するだけでなく、観光客を集めるほどの盛況ぶりであった。


同展示会は漆器、陶器、綴れ錦、木工、繊維、絵などを紹介した。これらの品々はベトナムの工芸村で作られ、国内外の消費者の需要に適応した。

展示会におけるコーナーを訪問するハノイの指導者たち


展示会のコーナー


同展示会で紹介される製品


スアンクオン工芸品生産施設で作られた製品


バッチャン村の陶器製品


ハリン竹籐株式会社の製品


竹から作られる製品


陶磁器で作られる製品


ベトナムの伝統的な帽子であるノンチュオン

展示会の様子

展示会では工芸村の製品をアピールする活動に貢献、ハノイをはじめ、ベトナムの各工芸村の製品の特徴を紹介する。このような展示会を機に貿易を促進し、観光を発展させ、企業と工芸村の製品の競争力を向上させる。

同展示会は企業に国内外のパートナーと協力する機会をもたらす。同展示会を通して、外国人の観光客、、国内外の輸入業者取次店はベトナムのOVOPが理解できる。

ベトナムのOVOPを発展するための3の要素がある。それはローカルにしてグローバル、自信-想像、人材養成である。それぞれの地方は特産品を重視し、OVOPのモデルにより発展していく。

文:タオ・ヴィー
撮影:チャン・タイン・ザン


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