23日午前、ホーチミン市のレ・ティ・リエン公園では、各団体や人民軍、公安部隊の代表、退役軍人、小中高校生や大学生、市民らが、1968年の旧正月テト攻勢で犠牲となった戦没者に線香を手向けるとともに、公園内で新たに収容された戦没者の遺骨を弔問しました。
戦時中、実際に戦場に立った退役軍人で、タンフー地区の退役軍人、チャン・ティ・ビック・ホイさんは、次のように話しました。
戦没者の遺骨を前に、込み上げる感情を隠せない人々。撮影:トン・ハイ/ベトナムフォトジャーナル
「きょう、戦没者の遺骨がここへ帰ってきたのを見て、本当にうれしく思うと同時に、胸がいっぱいになりました。皆さんは国と国民のために尊い命をささげられました。そのご恩に心から感謝し、これからも決して忘れることはありません。」
また、ホーチミン市に住むドー・ティ・タイン・フオンさんは、次のように話しました。
「ここで戦没者の遺骨が見つかったと聞いてから、私たちはお線香をあげに来ています。一日も早く、ご遺骨がご家族のもとへ帰ることを願っています。私たちは毎日、捜索活動の様子を見守り、どれだけ多くの戦没者が帰ることができたのかを気にかけています。」
きょう手向けられた線香には、亡くなった人々を見送る思いだけでなく、「水を飲むときは、井戸を掘った人の恩を忘れない」というベトナムの美徳を次の世代へ受け継いでいこうという思いが込められています。そして、今ある平和が、多くの戦没者の尊い犠牲の上に築かれていることを改めて伝えています。
[VOVWORLD]