20日、ホーチミン市で、ベトナムと日本の外交関係樹立50周年記念式典が行われました。
式典で挨拶に立ったホーチミン市人民委員会のファン・バン・マイ委員長は、「ホーチミン市はベトナムと日本の各地方の協力関係のモデルになりたいとの意欲がある」と明らかにするとともに、「現在、ホーチミン市は日本の7つの地方と協力関係を樹立している。ホーチミン市の行政当局は日本の各地方を始めとする、日本のパートナーとの関係を優先課題のひとつとして位置づけている」と語りました。マイ委員長によりますと、ホーチミン市は、今後も日本の投資家が生産インフラ、交通インフラ、物流、医療、および都市開発などの得意分野においてベトナムへの投資を推進したい意欲があります。その一方で、双方がデジタル経済、イノベーション、グリーン経済、循環型経済、新たなエネルギーなどの分野において協力を拡大する必要があるということです。
一方、在ホーチミン日本国総領事館の小野益央総領事は、秋篠宮ご夫妻がベトナムを公式訪問することは、50年間にわたる日本・ベトナム関係に新たな転換点を切り開くと確認するとともに、両国間の友好協力関係を発展させるようにホーチミン市との協力を継続したい意欲を表明しました。
(VOVWORLD)