ホーチミン市は21日、半導体とマイクロエレクトロニクスの研究・人材育成を目的とした「ARTSeMi(アートセミ)」連合を正式に発足させました。
この連合は大学や研究機関、企業など15の組織が参加し、教育機関、行政、企業の「三者」を結びつけ、半導体産業の発展に向けた戦略を推進することを目指しています。
ホーチミン市にある「第4次産業革命センター」のレ・チュオン・ズイ センター長は次のように述べました。
(テープ)
「世界の半導体市場は2030年までに1兆ドルに達すると予測されています。一方で、世界では少なくとも100万人のエンジニア不足が懸念されており、これはグローバルな課題であると同時に、ベトナムにとって大きなチャンスです。現在、サムスンやアムコー、エヌビディア、クアルコムなど大手企業がベトナムを戦略的拠点として選んでおり、ベトテルやCTグループなど国内の企業もこのサプライチェーンに加わり始めています」
(VOVWORLD)