30日夜、ホーチミン市で、「国家の食文化の価値」をテーマとし、第1回「バインミー祭り」が開幕しました。祭りにはホーチミン市をはじめ、国内各地のレストランやベーカリー、国内外のバインミーを提供する業者のおよそ150か所のブースが設けられ、50万人以上の来場者を見込んでいます。
祭りでは「ベトナムのバンミーの発展の道のり」をテーマとしたシンポジウムやバンミーづくりのワークショップ、「バインミー」と一緒に食べられる105種の料理の紹介、野菜から作る各種バンミーの展示などが行われます。ホーチミン市観光局のブイ・ティ・ゴック・ヒエウ副局長は次のように語りました。
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「初日に多くの来場者が訪れ、祭りを堪能してもらえたことを喜んでいます。これはベトナムの食文化を表彰するものです。このイベントはこれから年次活動として開催し、国内はもちろん、外国人観光客の誘致を図ります」
2011年には「フォー」や「アオザイ」のほか、「バインミー」という言葉がオックスフォード英語辞典に記載されました。「バンミー」はベトナム人の馴染みのストリートフードですが、外国人観光客にも人気があります。祭りはベトナムのサンドイッチ「バインミー」のブランドの確立やバンミーの生産者を表彰するためのものです。同イベントを通して、市民や観光客らは、ベトナムのソウルフードであるバインミーを堪能し、その魅力を再確認することができるとしています。
(VOVWORLD)