アメリカのドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席、2026年5月15日の会談で(写真:REUTERS)
声明によりますと、中国は2028年まで毎年少なくとも170億ドル相当のアメリカ産農産物を購入することを約束しました。これは、これまでに合意済みだった大豆輸入とは別枠の措置です。また、中国は、期限切れとなっていた400以上のアメリカ産牛肉関連施設の輸出許可を更新したほか、新たな施設も追加認可しました。さらに、アメリカ農家に対する中国市場へのアクセス拡大でも合意したということです。
ホワイトハウスはさらに、双方が「貿易評議会」を新設し、非機密分野における貿易活動を管理することで一致したと発表しました。加えて、「投資評議会」も設立し、投資問題について政府間で協議する場を設ける方針です。
航空分野では、中国がアメリカのボーイング製航空機200機を初期段階として購入することで合意しました。さらに中国は、レアアースの生産・加工関連設備や技術の販売制限問題についても解決に取り組むとしています。
これに先立ち、アメリカのスコット・ベッセント財務長官は、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、今年中に最大4回直接会談する可能性があると明らかにしていました。次回の首脳会談は、習近平国家主席が今年9月に予定しているアメリカ国賓訪問の際に行われる見通しです。
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