ムオン文化の保存への努力が評価され、2020年にヴー・ドック・ヒュウ画家は全州市(韓国)が主催する全州国際賞を受賞しました。この賞は、世界中のすべての観客に向けて無形文化遺産を促進、保存する活動を奨励し、促進することを目的としています。
ムオン文化空間博物館にあるラン家 - ムオン文化に関するベトナム初の私立博物館。
撮影:タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル
ムオンの文化的価値を保存・推進
現在、時間と生活の影響により、ムオン族の多くの文化的価値が失われる危険にさらされています。このような状況直面して、ホアビン省は文化的価値を効果的に保存し、促進するために多くの措置を講じてきました。
近年、ラックソン県はムオンの文化的価値の保存と促進に尽力し、国民的アイデンティティに富んだ健全な文化環境を構築し、ムオンの人々の歴史的伝統に関する教育に貢献しています。
ラックソン県のクエットタン高校では、2019年からムオンの文化的アイデンティティを保存するクラブを設立しました。さらに、クラブは会員向けにムオン文字の指導も企画しています。
授業でムオンゴングについて学ぶ クエットタン高等学校(ホア・ビン省ラック・ソン 県)の生徒たち。
撮影:タイン・ザン/ベトナムフォトジャーナル
2023年、ホアビン省はムオン族の文化的価値と「ホアビン文化」の研究、保存、推進を2023年から2030年まで継続するプロジェクトを発表したことが知られています。ムオン族の文化遺産と優れた伝統の価値を高め、ホアビンの土地と人々の宣伝と紹介に貢献し、国内外の観光客を魅了するユニークな観光商品を構築します。
近い将来、ホアビン省は、首相に提出する国家特別遺跡に指定に必要な書類を作成し、ユネスコの人類文化遺産リスト掲載に向けて、ラックソン県の国定遺跡チャイ洞窟(タンラップ村)とヴァイン村の石屋根(イエンフー村)の補修と景観の修復に重点を置く予定です。
文:ホアン・ハー
撮影:ホアン・ハー、タイン・ザン、ベトナムフォトジャーナル
訳者:ソン・タム・クエン
デザイン:ダン・ティエン