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ベトナム、UAEとの包括的パートナーシップを強化へ

8日午前、ハノイで、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相はUAEアラブ首長国連邦のモハメド・アルスワイディ投資大臣と会見し、両国関係の更なる発展に向けた協議を行いました。アルスワイディ大臣は、ベトナム・UAE間の二国間協力を推進する窓口大臣を務めています。

会見で、ソン副首相兼外相は、UAEとの包括的パートナーシップの強化がベトナムにとって重要な課題であると強調しました。特に先端技術や人工知能、データセンターなどの分野での協力推進を求めました。また、両国間の貿易額を200億ドルまで引き上げることを目指し、(CEPA)包括的経済連携協定の早期承認と実施を提案しました。

これに対しアルスワイディ大臣は、昨年10月のファム・ミン・チン首相のUAE訪問での成果を踏まえ、今回のベトナム訪問では具体的な協力プロジェクトの実現に重点を置きたいと述べました。また、ソン副首相兼外相が近く「2025年世界政府サミット」への出席のためUAEを訪問することについても期待感を示しました。

両国は、ハノイ公安クラブの若手育成のためのサッカーアカデミー建設や、UAEの食料安全保障に向けたベトナムでの稲作プロジェクトなど、具体的な協力事業の実現に向けて取り組んでいくことで合意しました。

(VOVWORLD)


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