フン大使は、ベトナムが国連憲章および国際法に基づき、テクノロジー分野における国際的なガバナンス強化を目指す国連の取り組みを支持する立場を表明しました。
24日、タイ・バンコクで開かれた国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の第81回年次総会で、タイ駐在ベトナム大使館のファム・ビエット・フン大使は演説を行い、ベトナムが科学技術の発展とデジタル変革を国の最優先課題として位置付けていると強調しました。
(テープ)
「ベトナムは、科学技術、イノベーション、デジタル変革を最重要分野としており、これらの分野を推進するため、さまざまな戦略や政策、行動計画を策定してきました。これらの取り組みは、持続可能な開発を実現し、中所得国の罠を回避し、新たな発展段階へと進むためのカギであると考えています」
また、フン大使は、ベトナムが国連憲章および国際法に基づき、テクノロジー分野における国際的なガバナンス強化を目指す国連の取り組みを支持する立場を表明しました。ESCAPに対して、「グローバル・デジタル・コンパクト」の地域レベルでの実施促進と、AI人工知能を含む新興技術に関するイニシアチブの強化を呼びかけました。
同日、フン大使は「包摂的かつ持続可能な都市開発の推進:公共交通を軸としたまちづくり」と題するサイドイベントにも出席しました。ここで、フン大使は、ベトナムの都市開発における国際的なパートナーの積極的な協力に対して謝意を示したうえで、持続可能な発展を目指し、先進的なソリューションや革新的な取り組み、スマートテクノロジーの応用をさらに促進するため、パートナーシップの一層の強化を呼びかけました。
(VOVWORLD)