17日、ハノイで、ベトナムが主催する第4回P4G「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ」サミットの一環として、ファム・ミン・チン首相は、UNCTAD=国連貿易開発会議のレベッカ・グリンスパン事務総長と会見しました。
会見でチン首相は、国際貿易と投資が経済成長の原動力であるとの認識を示し、その重要性を強調しました。また、年末に予定されている第16回UNCTAD閣僚会議の開催にあたり、ベトナムは同会議の成功に向けてUNCTADと緊密に連携していく方針を表明し、UNCTAD側に対し、ベトナムの関係機関との協力や情報交換を引き続き強化するよう要請しました。
これに対し、グリンスパン事務総長は、現在、世界貿易全体、特に発展途上国の貿易が多くの課題に直面しているとの認識を示したうえで、こうした厳しい状況の中にあっても、ベトナムが依然として力強くダイナミックな経済発展を遂げていることを高く評価しました。さらに、ベトナムで開催予定の第16回UNCTAD閣僚会議が、同国の成功事例を紹介するとともに、各国の教訓や経験を共有する好機となることへの希望を表明しました。
(VOVWORLD)