ベトナム建国80周年を記念するにあたり、ニューサウスウェールズ大学所属オーストラリア国防大学のベトナム研究専門家、カール・セイヤー教授は、ベトナム通信社のインタビューに答えた際、「ベトナムは国際舞台でますます自信を深めている」と強調しました。
セイヤー教授によりますと、過去80年、ベトナムは多国間主義を推進し、戦略的パートナーシップ、さらには包括的な戦略的パートナーシップの確立に全力を尽くしてきました。さらに、ベトナムは国連安全保障理事会の非常任理事国に2度選出されるなど、国際機関の活動に積極的に参加したほか、ASEANの結束の維持に努力してきたということです。
一方、防衛白書を初めて発表した1998年以来、ベトナムは「軍事同盟に参加しない」「一方の国に加担して他方に反対しない」「外国に軍事基地を提供しない」「武力または武力による威嚇を用いない」という防衛政策を堅持してきました。
セイヤー教授は、ベトナムは「自力更生し、すべての国と友好を結ぶ」というホー・チ・ミン主席の指針を履行して、今日、信頼できる建設的なパートナーとして国際社会で確固たる地位を築いたと述べました。
(VOVWORLD)