17日、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相はエジプト・アラブ共和国のバドル・アブデルアーティー外相兼移住・国外移住者相と電話会談を行いました。
席上、アブデルアーティー外相は「ベトナムはエジプトにとって、地域における重要なパートナーである」と強調するとともに、両国には経済・投資、草の根外交などの分野における協力の潜在力と余地が大きいと明らかにし、エジプトはベトナムの投資家や実業家のエジプトへの進出にあらゆる有利な条件を提示する意向があると表明しました。
また、エジプトがMERCOSUR=南米南部共同市場やアフリカ諸国などとFTA=自由貿易協定を締結したので、ベトナム企業はこれらの協定を2億人の人口を抱えるこれらの市場への輸出の促進に活用することができるとの見解を述べました。
一方、ブイ・タイン・ソン外相は両国に対し、各レベルの訪問団の往来を促進すること、国連や非同盟運動をはじめ、多国間の場で互いに支持し、行動を協調すること、自国と相手国が加盟する地域組織との協力を促進することを提案しました。
さらに、両者は外務省間の緊密な協力を促進し、両国の友好と多面的な協力関係の強化に貢献すると強調しました。
(VOVWORLD)