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ベトナム通信社、中国が報道した東海についての誤報を拒否


モンゴルのウランバトール首都で行われるアジア欧州会合にあたり、
中国の李克強首相と会見するベトナムのグエン・スアン・フック首相
撮影:トン・ニャットーベトナム通信社
7月18日、ベトナム通信社はモンゴルの首都ウランバートルで行われたアジア欧州会合にあたり、
2016年7月14日、ベトナムのグエン・スアン・フック首相と中国の李克強首相の会見で 会談した東海についての誤報の内容について拒否することが許可された。

ベトナムのグエン・スアン・フック首相と李克強首相との会見後、新華社、chinadaily.com.cn、中国語の人民日報をはじめ、多くの中国の報道機関はベトナムのグエン・スアン・フック首相の言葉を引用した。「ベトナムは常設仲裁裁判所(PCA)の判定についての中国の立場を重んずる」。「ベトナムは地域の平和と安定に貢献するために中国と海域について双方で会談し、中国との差異を管理する。」

中国の李克強首相と会談した際、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は海域問題の交渉が本質に実施去れ、海上における相反をコントロールし、事情を複雑にせず、特に南シナ海における関係国の行動宣言(DOC)を実施し、南シナ海行動規範(COC)の早期策定を目指し、地域における平和、安定の維持に貢献するため、2011年10月、ベトナムのグエン・フー・チョン書記長と中国の胡錦涛書記長が統一させた「ベトナム−中国海上問題を解決する基本的な原則についての協議」を含め、両国の指導者の協議を両国が実施することを要求した。

フック首相も2016年7月12日、常設仲裁裁判所(PCA)の裁決も再度確認した。

2016年7月12日、ベトナムのレー・ハイ・ビン報道官は「ベトナムは常設仲裁裁判所の判決を歓迎しています。ベトナムはこの判決の内容に関する声明を発表します。ベトナムは2014年12月5日、常設仲裁裁判所に声明を送り、その中で、自国の立場を十分に説明しましたが、今日はもう一度、その立場を再確認します。この精神で、ベトナムは、領海紛争を1982年国連海洋法条約を含め国際法にしたがって解決し、武力による威嚇又は武力行使をしないことを支持しています。

この機会にあたり、ベトナムは、チュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権と関連する各権利を再確認する。その領有権は1982年国連海洋法条約を含め国際法に合致するものであると強調した。

ベトナム通信社/ベトナムフォトジャーナル


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