30日に発表された農業農村開発省の情報によりますと、今年上半期の農林水産物輸出額はおよそ246億ドルに達し、農林水産物輸入額はおよそ200億ドルを超えました。これにより、農林水産部門の貿易黒字はおよそ46億ドル以上となり、前年同期と比べ11％減りました。5か月で21％以上減少したのに比べ、この貿易黒字は改善の兆しを見せています。

ベトナムの農林水産物の主な輸出先は中国やアメリカ、日本などです。その中で、中国市場への輸出額はプラス成長を遂げ、7.7％増となりました。

今後、農業部門は引き続き貿易振興を促進すると同時に、技術的障壁や貿易障壁の除去のための交渉を強化し、より多くの農産物を従来市場にさらに売り込み、製品と市場の多様化という方針に従って、新しい市場の開発などを実施していきます。

(VOVWORLD)