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ベトナム副首相、台風13号被災地を訪問

ホー・クオック・ズン副首相は、台風13号の被災地を訪れ、被災者を見舞いました。

副首相は作業チームとともに、中部のザライ省を訪問しました。台風13号、国際名カルマエギで家屋が倒壊したり屋根が損壊したりした住民を、直接見舞い励ましました。

ズン副首相は、ザライ省が台風への対応を効果的に準備していたと評価しました。特に、各レベルの行政当局が30万人の避難を決定したことについて、「非常に大規模で効果的な措置だった」として、人的被害を抑えることができたと称賛しました。

復旧対策については、副首相はいくつかの重要な点を要請しています。

まず、環境衛生を確保し、住民の日常生活を正常化すること。

次に、電気と水道を優先的に復旧すること。

そして、交通や通信のインフラを修復することです。

また副首相は、倒壊や損壊した家屋の世帯を支援し、早期に安定した住まいを確保できるようにすることが重要だと強調しました。同時に、生産活動を回復して経済成長の目標を達成する必要があると述べました。

ズン副首相は、今後も省の災害復旧のため、支援資金の確保に努めると表明しています。

今回の訪問では、支援者からの寄付により、全壊した家屋20軒に1軒あたり6000万ドン、日本円でおよそ34万円の支援金が贈られました。さらに、被災した150世帯に支援物資が配られました。

(VOVWORLD) 


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