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ベトナム・中国人民友好交流会

中国の習近平総書記・国家主席は、中国とベトナムの運命共同体の構築には戦略的な意義があり、両国の共通利益にもかなっていると示しました。

ベトナム国賓訪問の枠内で、15日午前、ハノイでベトナム・中国人民友好交流会が行われ、中国の習近平総書記・国家主席、ベトナムのトー・ラム党書記長およびルオン・クオン国家主席が出席しました。

ここで演説したトー・ラム書記長は、ベトナムと中国の関係における最も基本的かつ重要な協力の方向の一つとして、より強固な社会的基盤の構築を挙げ、とりわけ両国の若い世代がその中核的な役割を担うべきであると強調しました。

トー・ラム書記長は、次のように語りました。

(テープ)

「ホーチミン主席、毛沢東主席、そして両国の先代の指導者たちが直接築いたベトナム・中国の伝統的友好関係は、両党、両国、そして両国民にとって極めて貴重な財産です。私たちはこの友好を大切にし、守り続けなければなりません。両国の国民、特に若い世代は、敬愛するホーチミン主席が語った『同志であり兄弟でもある』という関係を正しく理解し、その精神を受け継ぎ、さらに発展させていく責任があります。私は両国の関係機関・団体に対し、『若者による赤い旅』という学習・研究プロジェクトを通じて、両国に残る革命関連遺産の有効活用を進めることを提案します。これにより、若い世代が両国の革命史や相互支援の歴史を深く理解し、両党・両国関係の戦略的意義への認識をさらに高めていくことが期待されます」

一方、中国の習近平総書記・国家主席は、中国とベトナムの運命共同体の構築には戦略的な意義があり、両国の共通利益にもかなっていると示すと同時に、「中国はベトナムとの高水準な戦略的交流を維持し、強固な社会的基盤をともに築いていく意向である」と強調しました。

この機会に、双方は「若者による赤い旅」というプロジェクトを正式にスタートさせました。

同日午前、トー・ラム書記長とルオン・クオン国家主席、習近平総書記・国家主席は、ベトナム・中国の外交関係樹立75周年を記念する写真展を視察しました。

さらに、トー・ラム書記長、ファム・ミン・チン首相、習近平総書記・国家主席の立ち会いのもと、ベトナムと中国は鉄道協力に関する新たな枠組みの立ち上げを宣言しました。

(VOVWORLD)


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