ベトナムとアメリカの大手半導体メーカーであるNVIDIA社が、ベトナムでAI人工知能研究開発センター及びAIデータセンター設立に関する協力協定を締結したのは、ベトナムを地域のテクノロジーセンターへと発展させる方針を展開するための重要な一歩を示すものです。
こうした中、9日、NVIDIA社のジェンスン・フアン社長は、ベトナムには研究者やスタートアップ企業などを含む活気あるエコシステムがあり、AIの明るい未来を作り出すとの見解を示しました。Nvidia社が戦略的投資先としてベトナムを選んだのは、地域と世界におけるベトナムの重要な位置を示しています。
同日、シンガポールの「opengovasia.com」ウェブサイトは、VINASA＝ベトナムソフトウエア・情報技術サービス協会がAI倫理委員会の設立を発表したのは、責任あるAI政策構築の先駆者としてのベトナムの地位の向上を示すものだと報じました。
AI倫理委員会の設立は、課題への対応に対するベトナムの取り組みを示すだけでなく、国際の場におけるベトナムの地位を高めるのにも役立ちます。さらに、その設立は、AIの持続可能かつ倫理的な開発という世界的な傾向に対するベトナムの強い答えをも示しています。
(VOVWORLD)