ファッション

ベトナムのパジ民族の女性の服

キン族のアオザイのようにやわらかくなく、モン族の服のように鮮やかでもなく、ベトナムのパジ族の女性の服は特別な特徴を持ち、ベトナムの各民族の服と異なる。

ベトナムの2千人のパジ族はベトナムのラオカイ省ムオンクオン県の1集落に住んでいる。ベトナムのパジ族の女性の帽子は昔からの伝説がある。昔、パジ民族の生活は苦しかったため、みんなは別れないように大きな家で住んだ。女の子は成長した時、別の所へ移った。家族を思い出すために、パジ族の女性は屋根の姿をした帽子を作った。
パジ民族の女性の帽子は自分で刺繍した布で作られ、樹脂を塗って光沢を付ける。 


パジ族の女性の服の袖と衿はとうもろこしの種と米の象徴である銀の玉が付けられ、反映の期待を表わす。

髪を結った後、帽子を被る。

パジ民族の女性の服は天然の原料で作られ、その模様が自然のシンボルであり、山岳地方の人々と土と森との親密な関係を表わす。

帽子の下は頭を覆うタオルである。額の部分に掛けるタオルは山の形で銀の玉が付けられる。

パ・ジ民族の女性の服は多くの銀細工の玉が連なり放射状に並ぶ
白、黒、藍の3色の袖
亜麻で作られるスカートのふさ飾り
パジ民族の女性の服の帯


その帽子の下は頭を覆う布である。額の部分を包む帯は山形に銀細工の玉が並ぶ。の後の部分に銀河と木と鳥の形のように装飾される。ヘアーバンドは額にきつく巻く。それはパジ民族の女性の髪の装飾の特徴である。
パジ民族の女性の服の袖と衿はとうもろこしの種と米を象徴する銀細工の玉が付けられ、反映の望みを表わす。パジ民族の女性の服は多くの銀細工の玉が放射状に縫い付けられる。その原料が天然素材の布で作られ、色はインジゴと薄緑と黒である。パジ民族の女性の服は足元まで有り、タイ民族の服のようである。


パジ民族の女性の服の最も特徴ある部分は屋根の形の帽子である。

タオルの後の部分に銀の小銭が木と鳥の形のように付けられる。
 
パ・ジ民族の女性の服の色は調和である。

パジ民族の女性の衣装は貴重な遺産であり、現在、祭り、行事のみ着られる。

パジ民族の女性の装飾品は山、とうもろこし畑、森の赤い花、泳いでいる魚、滝などの模様がある。パジ民族の民族衣装は貴重な遺産であり、今では、祭りと行事のみ着られる。

文:トゥック・ヒエン

撮影:タット・ソン


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