地方の潜在力

ベトナムにおけるマカダミヤ

マカダミヤはこの10年間、ベトナムの西北とタイグエンで研究され、栽培された。この木を栽培することにより、ここの人々の生活は改善されている。
マカダミヤの直径2cmほどの殻果(ナッツ)はマカダミアナッツ(クイーンズランドナッツ)と呼ばれ、食用となる。ベトナムの市場で販売されているマカダミヤは32の種類あり香りも色々である。
INCの調査結果によると、2012年、世界のマカダミヤの生産量は14万5千トン(7億8200万米ドルに相当)に達した。マカダミヤを販売するアジアの市場は発展している。特別に、2014年、中国と台湾の市場でマカダミヤは最も多くに販売された。ベトナムはマカダミヤを栽培することに適した気候と土地であると評価されている。

ベトナムの春の14℃~17℃、西北地方とタイグエンの地域は、、マカダミヤを栽培することに適している。1994年、ダックラック省とソンラ省でマカダミヤが栽培された。3年間~4年間後、実が実った。7年後、面積が1haである土地で、10トンの実が収穫できた。


マカダミヤ。
撮影:タット・ソン

ディエンビエン省におけるマカダミヤ。
撮影:資料

ディエンビエン省におけるマカダミヤ。
撮影:資料

ベトナムの西北地方で栽培されているマカダミヤの実。
撮影:資料

ベトナムで収穫されたマカダミアナッツ。
撮影:タット・ソン

ベトナムの210/2013/NĐ-CPの政令によると、面積が50haである土でマカダミヤを栽培するプロジェクトは1Haで1500万ドンを援助される。
2014年、国際技術防衛機構投資発展株式会社(IDT International)とタインタイ農林業研究所はハノイとホーチミン市において「西北地方とタイグエン地域に住んでいる人々の生活を改善させる」と題されたセミナーを実施した。同セミナーはマカダミヤを栽培する農民たちとマカダミヤを購入し、加工する企業に経営の機会をもたらした。


ハノイで行われたFestival Macadamia 2015は消費者にマカダミヤの製品を紹介した。多くのベトナムの指導者、科学者、企業、投資化はマカダミヤを開発する方法を討論した。

タインタイ農林業研究所のグエン・チ・ゴック博士はマカダミヤの生産量はコーヒー、カシューナッツを栽培するのに比べ2倍、3倍である。10年間後、ベトナムの北西地方とタイグエン地方に約2千haの土地に10種類のマカダミヤが栽培されている。


マカダミヤを栽培することは農民たちに高い収入をもたらす。
撮影:タット・ソン

ベトナムで加工されたマカダミヤ。
撮影:タット・ソン

マカダミヤのエキスで作られたクリーム。
撮影:タット・ソン

マカダミヤから作られた製品。
撮影:タット・ソン

Festival Macadamia 2015で紹介されたマカダミヤから作られた製品。
撮影:タット・ソン

マカダミヤのエキスで作られたクリームを試している客。
撮影:タット・ソン

Festival Macadamia 2015でマカダミヤを試食している客。
撮影:タット・ソン

今、多くの企業はマカダミヤを栽培し、加工し、経営することに投資している。リエンヴィエット郵便局はマカダミヤを栽培する農民に100億ドンを貸し出すことを決めた。Vinamacca株式会社はベトナムのホアビン省イエントゥイ県、クゾムナン県、ダックラック省715B M’ Drakコーヒー会社において3つの農園でマカダミヤを栽培している。
 
文:ビック・ヴァン
撮影:タット・ソン、IDT

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