22日午後、ハノイの党中央本部で、トー・ラム書記長は南アフリカ共和国の与党・アフリカ民族会議(ANC)党首のシリル・ラマポーザ大統領と電話会談を行いました。
会談で、トー・ラム書記長とシリル・ラマポーザ大統領は、政治的信頼を強化し、ベトナムと南アフリカ間の「協力と発展のためのパートナーシップ」枠組みを効果的に推進するため、多くの協力活動を展開していくことで一致しました。その中には、両党間の協力に関する覚書を早期に締結することや、協力活動の展開に向けた法的枠組みを整備することも含まれています。
また、両指導者は、経済・貿易・投資分野での協力を強化し、双方の潜在力に見合った二国間貿易額を早期に引き上げることで合意しました。さらに、教育や防衛、安全保障分野での協力を推進する他、エネルギー・鉱業・資源の持続可能な利用、インフラ開発、気候変動対応など新たな潜在的分野での協力を拡大していくことでも合意しました。
トー・ラム書記長とシリル・ラマポーザ大統領は、多国間主義の推進、南南協力の強化への共通のコミットメントを再確認するとともに、国際法を尊重する世界に向けた共通のビジョンを共有することで一致しました。
(VOVWORLD)