フォーラムには中国の劉国中（リュウ・コク・チュウ）副首相、両国の各部門、機関の指導者、および両国の企業350社の代表が参加しました。

フォーラムで、両国の代表はそれぞれの社会開発状況、投資経営環境、投資誘致政策、ベトナムと中国との投資、経営の協力状況などについて紹介しました。

中国の劉副首相は「チン首相の今回の中国訪問は両国間の包括的戦略的パートナーシップの強化へのモチベーションを作り出すものだ。中国はベトナムとの貿易協力を強化するとともに、グリーン成長、デジタル経済、気候変動対応などの分野における協力のチャンスを探る用意がある。また、中国は国内の大手企業のベトナムへの投資を奨励している」と明らかにしました。

一方、チン首相は「ベトナム政府は中国との協力の効果向上を目指し、貿易と投資に関する作業部会を結成する」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「私たちは環境保護に配慮しながら、持続的で、効果的かつ選択的に投資を行うプロジェクトを優先的に誘致しています。また、ベトナムはデジタル経済、グリーン経済、循環型経済の開発を目指し、ハイテク、イノベーションなどの分野への投資を集中的に呼び掛けています。特に、ベトナムは中国の投資家に対し、ベトナムの戦略的インフラ整備への投資に参加するよう呼び掛けています」