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ベトナム、軍縮推進に向けた国際社会の取り組みを全面支持

軍縮と国際安全保障に関連する総会の検討項目を取り扱う国連総会第一委員会は8日、ニューヨークの国連本部で一般討論を開催し、平和、国際安全保障、軍縮に関する新たな課題について協議を行いました。討論には多数の加盟国や国際機関の代表者が参加しました。

席上、国連常駐ベトナム代表団団長のダン・ホアン・ザン大使は、効果的な軍縮の実現には、各国による国連憲章の基本原則の遵守が不可欠だと指摘しました。さらに、持続可能な開発目標の達成に向けて、軍事支出を抑制し、開発分野への資源の転換を促すとともに、対話と交渉を進展させるための信頼関係の構築が重要だと強調しました。

同大使はまた、ベトナムが包括的な軍縮に向けた国際社会の取り組みを全面的に支持する姿勢を表明しました。特に大量破壊兵器の廃絶を最重要課題と位置付け、核兵器のない世界の実現に向けては、(NPT)核兵器不拡散条約と(TPNW)核兵器禁止条約の完全履行が不可欠だと述べました。

さらに、核保有国に対して(SEANWFZ)東南アジア非核兵器地帯条約への署名・批准を要請しました。併せて、各国の安全保障上の正当な権利を尊重しつつ、通常兵器の管理強化や小型武器の違法取引防止にも取り組む必要性を訴えました。

最後にザン大使は、ベトナムが第一委員会の活動に積極的に貢献していく意向を示すとともに、平和で安全な世界の実現という共通目標の達成に向けて尽力する決意を表明しました。

(VOVWORLD) 


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