主催国によりますと、今回はベトナムのホアン・スアン・チェン国防次官率いる代表団を含む40か国・地域以上の国防及び安全保障機関の代表600人近くが参加しています。
ホアン・スアン・チェン国防次官=Lê Dương/TTXVN |
第20回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が2日から4日までシンガポールで開催されています。主催国によりますと、今回はベトナムのホアン・スアン・チェン国防次官率いる代表団を含む40か国・地域以上の国防及び安全保障機関の代表600人近くが参加しています。
全体会議を7回、閣僚級円卓会議を2回、6つの特別フォーラムを開き、地域の安全保障上の焦点となる問題を議論します。重要議題には中国のグローバル安全保障イニシアティブ、アジア太平洋地域の安定と均衡の促進、地域情勢の緊張への対応、アジア太平洋地域の軍事力の発展が直面する課題、地域の安全保障、海洋の安全保障、サイバーセキュリティーなどがあります。また、各国の防衛相らが二国間または多国間の会談を行う予定であるとしています。
ホアン・スアン・チェン国防次官(右)と中国の李尚福国務委員兼国防部長=TTXVN |
この機に、チェン将軍は中国の李尚福国務委員兼国防部長(国防相)や、オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防大臣、日本の岡真臣防衛審議官、シンガポール国防省の代表、カナダ国防省の代表などと個別会見を行い、二国間関係の強化策や、国連の平和維持活動とその活動における連携、軍隊間の協力強化策と情報・経験共有、人材育成のための協力、訪問団の交換、国際場裏での協力・協調の強化策などについて話し合いました。
日本の岡真臣防衛審議官との会見で、双方は、今後も国連の平和維持活動において引き続き緊密に協力していくことで一致しました。チェン将軍は日本側に対し、訓練や、機材、経験交換などの面で、ベトナム平和維持局を支援していくよう訴えました。
ソース:VOV