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ベトナム、台風「 マトモ(Matmo)」へ主体的対応

10月3日午後、国家民間防衛指導委員会副委員長のチャン・ホン・ハー副首相主宰の元、台風「 マトモ(Matmo)」への対応に関する会議が開催され、関係省庁・部局、および12の省・市の代表が出席しました。

国立水文気象予報センターのマイ・ヴァン・キエム所長によりますと、台風「 マトモ(Matmo)」は3日夜、風速103~166km/hでベトナム東部海域に進入し、その後、主に北西方向に進み、勢力を増し続けており、4日午後には、海上の風速は時速200キロメートルに達すると予想されています。嵐は中国の雷州島と海南島を通過した後、ベトナムのトンキン湾に突入する恐れがあります。

席上、発言に立ったハー副首相は、台風「 マトモ」は移動速度が速く、台風「ブアローイ(Bualoi)」の直後に発生する危険な台風であるため、各地方は主体的に対応する必要があると訴えました。
また、自然災害が重なり合う現象が複雑化していると指摘し、各地方行政府に対し、引き続き台風「ブアローイ」による被害を緊急に克服するよう要請しました。さらに、国立水文気象予報センターに対し、台風「マトモ」の動向を引き続き綿密に報告するよう指示しました。関係機関に対し、海上の船舶が安全に避難できるよう、台風の動向を海上に十分に知らせるよう求めました。各地方行政府が、脆弱な河川や海岸の堤防を速やかに補強・補修を行うようと同時に、人命の保護にも特に注意を払う必要があると述べました。

(VOVWORLD)


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