文化

フークオック島

東南アジアの真ん中にあるベトナムのキエンザン省のフークオック島は地域と世界航路、空路の連結で重要なアドバンテージを有する。フークオック島は海の経済と観光の発展の潜在力を有するので、近い将来、行政-経済特区と成りうり、ベトナムの国家に関心をもたれる。
西南海における天国

フークオック島は世界の多くの人々に知られる。インターネットでフークオック島を調べると、すぐ350万件の結果が出る。その方法を通じて、私は海路か航空でフークオック島へ行く方法が選択した。

私は同僚と一緒に、ホーチミン市から、船でキエンザンの街であるラックザ市からフークオック島へ向かった。

午前8時、私たちが乗った船はラックザ市を出発した、2時間後、フークオック島に到着した。

フークオック島の中心のズオンドン町はいつも賑やかである。ホテルを探すことは難しくなかった。泊まったホテルのオーナーのアドバイスを聞き、レンタカーを借り(1日20万ドン)、島の地図を買った。

最初、私たちはズオンドン市から30km離れたカイズア牢獄を訪問した。1975年の前、カイズア牢獄には4万人の共産主義捕虜を拘留した場所であり、今、観光客に見せるため、修復された。しかし、最も、私たちに印象を与えるのはカイズア牢獄から2km離れたサオ海岸である。カイズア牢獄とサオ海岸で、私たちはフークオック島の昔と現在を知ることができた。 

フークオック島は長さが150kmの海岸があり、真っ白な砂である。サオ海岸、ケン海岸、ザイ海岸、チョン海岸、オン海岸などは有名である。撮影:レー・ミン
Chen Sea resort & spaはしずかな湾にあり、オン海岸における漁村のデザインによって設立された。撮影:レー・ミン
サオ海岸とチョン海岸において、観光客は小船に乗り、フークオック島の周りを遊覧できる。撮影:レー・ミン
フークオック島の海で水上バイクを運転している観光客。撮影:レー・ミン
フークオック島を訪問する多くの観光客は釣り船で漁民たちに指導され、釣った魚を焼き食べる。
撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料
外国人の観光客はバイクに乗り、フークオック島の景色を観る。バイクのレンタル料は1日、10万ドンから20万ドンである。撮影:トン・ティエン
フークオック島の3分の2の面積は原生林である。その中、ダバン泉、ダゴン泉は見事な景色であり、厳しく保存されている。    撮影:レー・ミン
フークオック島のジンカウ夜市を探索している観光客。撮影:レー・ミン
ジンカウ夜市でお土産を買っている観光客。撮影:レー・ミン
 
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        フークオック島はベトナムの最大の島であり、面積が573km2であり、長さが50kmで、熱帯気候があり、一年中暖かい。現在、145件の観光のプロジェクトがあり、219件のプロジェクトが企画された。
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サオ海岸は長さ3kmで、白っぽい砂がある。ここで、カヤック、漁民と船で海の景観を見ることができる。

次の日、地図を見ながら、フークオック島の南の方に下った、ズオンドン町から40km離れたチョン海岸、ケン海岸、オン海岸を訪問した。

長さ30kmであるチョン海岸はフークオック島で最も長い島であり、観光プロジェクトが実施されている。チョン海岸に住んでいるグエン・ヴァン・ティンは「前は、チョン海岸を訪問する観光客はホテルがなかったため、長期滞在はできませんでした。ここでの、観光のサービスのプロジェクトが実施された時から、我々は、水産物、島のお土産そのサービスが始まってから生活が改善されています。」と述べた。

チョン海岸における最も大きな観光地域は面積が24,7haであるSunset Sanatoリゾートであり、別荘、スパ、レストランなどがある。

海岸の道に沿って、私たちはオン海岸Chen Sea リゾートを訪問した。Chen Sea リゾートで、越僑であるフランス人のFanyさんは「私はフークオック島のような素敵で、静かな海岸を訪問したことはありません。毎年、私の家族は数日間フークオック島へ訪れます。」と述べた。


将来の行政-経済特区の姿

高い丘から見ると、フークオック島は白い砂がある海岸、磯や林などを有する天国の様な観光地である。フークオック空港は現代的であり、ボーイング 777、747 - 400の飛行機が離着陸できる。毎年、フークオック島を訪問する延べ10万人の内、ロシアからの観光客は30%を占めるため、将来、ロシアからフークオック島へ直接の空港路が設立される予定。
 

Boeing777、Boeing747‐400の大きな飛行機はフークォック国際航空に着陸できる。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社
600隻の大きな船が泊まることができるアントイ港。撮影:レー・ミン
アントイ新市街は建設され、将来、フークオック島において、海の経済と海運サービスが発展する地区となる。撮影:レー・ミン
毎日、4回、汽車はラックザとハティエンからフークォック島へ向かう。撮影:ベトナムフォトジャーナルの資料。

アントイ港はいつも賑やかである。撮影:レー・ミン
フークォック島において、ヌオックマムを製造する80の場所がある。毎年、50万リットルから70万リットルのヌオックマムが販売されている。撮影:レー・ミン
フークォック島には、400haの胡椒を植える土地がある。撮影:レー・ミン
ジンカウ夜市で真珠を買っている観光客。撮影:レー・ミン

フークオック空港へ入る道には、技術、貿易、観光サービスの糸口である都会を企画する表示が見える。アントイ都市とズオンドン観光都会はフークオック島の行政、経済、貿易のセンターになる。

多くの国内外の観光客はフークオック島がヌオックマム、胡椒、真珠などの特産物の王国であることは知っている。2013年8月19日、大使・EU連盟派遣団団長Franz Jessen氏はフークオック島のヌオックマムにEUが承認した名前である「Phú Quốc」の証明書を授与した。

フー・クオックのヌオックマム協会のグエン・ティ・ティン会長はフークオックのヌオックマムが気難しいヨーロッパの消費者を従えることは簡単なことではない。フークオック島の人々の伝統的な経験と特別な秘訣でフークオック島が有名になった。

胡椒の木は数百年間前からフークオック島で栽培された、ヌオックマムに次ぎ、島の特産物である。Global Gapの標準に達し、面積が400haで栽培された胡椒の木は安全で、1年間1千トンの胡椒を収穫する。2015年までの経済・社会の発展の戦略の中、島は1,000haの面積で胡椒の木を植えることに努力、国内外の市場に胡椒を供給する予定。

他は、今、フークオック島はベトナムの最大の人口の真珠を養殖する場所で知られる。島の真珠は大きく、明るく、ピンク、白、黒の色を有する。

フークオック島のゴックヒエン真珠企業で働いているオーストラリアからのミッシェル氏は「フークオック島は世界で最もよく、見事な人口の真珠を生産する場所の一つです」と述べた。

ゴックヒエン企業はフークオック島の最大の真珠を生産する場所であり、同企業の店はいつも賑やかである。

以上の特別なメリットの有るフークオック島は2012年、国と世界で生態観光、娯楽センターに、地域の財政センター、科学・技術研究センター、安寧と国防の特別な位置になるために、政府に行政-経済特区になることが承認された。
 
文:トン・ティエン
撮影:レー・ミン、トン・ティエン
資料:ベトナムフォトジャーナル

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