芸術

フィロン砂絵

想像力、芸術に対して熱心、同情から知覚のない砂でドー・ダン・フィ・ロンさんとその不自由の友達は不思議な砂絵を作った。
ベトナムのビン・トゥアン省ファン・ティエット市のタイン・ハイ町トゥー・コア・フアン通り444小道における砂絵を作る会場を訪問すると、自然、動物、人物、観光のテーマがある砂絵に不思議に思う。
生まれた時、フィ・ロンさんは普通だったが、1歳になった時(1989年)、肺炎にかかった後、聞けなく、話せなくなった。その後、フィ・ロンさんはソン・べ省ライ・ティエウ不自由学校で勉強した。そこで、フィ・ロンさんの絵画の可能が発見された。2005年、ある祭りに参加した時、イー・ラン画家(有名な画家)の砂絵を見てから、砂絵に関心した。ホーチミン市におけるイ・ラン画家の家でイ・ラン画家から砂絵を作る方法を勉強した1年間後、熟練の砂絵の画家になった。ファン・ティエット省に戻り、不自由な若者にフリーに砂絵を作る方法を教えた。それから、フィー・ロン砂絵の会場が生まれた。

フィーロン砂絵の工房

砂絵を作っているフィー・ロンさん

フィーロン砂絵の工房

学生たちに砂絵を作る方法を教えているフィー・ロンさん

完成された砂絵

今はベトナムのニントゥアン省,ビントゥアン省,ドンナイ省,バリアヴンタウ省とカインホア省からの180人の学生が砂絵の作り方を勉強している。フィロンさんは面積が500m¬¬¬¬2トゥーコアフアン通り444路地における砂絵を作る工房をビントゥアン省から借りた。身障者はそこに住んで勉強している。砂絵を売ったお金はその人たちに平等に分配された。毎月、1人200万ドンをもらっている。
フィーロンの工房で一番長く働いているグエン・ティ・キム・トゥイさん(28歳)は3~4ヶ月真面目に学んだので、砂絵が作ることができる。最も難しいのは肖像画を作ることである。
自分の目で、フィーロンの工房の身障者の人が砂絵を作るのを見ると、その人々の熱心がわかるようになった。その人たちのそれぞれの砂絵の中に自らの心が表れている。

砂絵の展示室にいるフィー・ロンさん

色砂を絵に入れる

「ムイネ丘」の作品

「田舎の年寄り」の作品
 

ガラスの中の砂絵

観光客に最も印象を受けたフィーロン砂絵はホーチミン主席のことについての砂絵である。その中、ホーチミン主席の生誕118年記念にあたり、フィー・ロンさんが自ら作った「主席官邸で働いているホー主席」と題された砂絵は長さが1,2m、高さが0,6mであり、3ヶ月かけて完成され、30色で20kgの砂で作った。ホー主席が官邸で働いている姿の裏面は早朝のムイネ丘の姿である。
2009年、マレーシアで行われたベトナムの手工芸品展示会において、人々は身障者の人が作った砂絵に驚いた。
今も作り続けられている砂絵は、困難を越える身障者の人達の見事な砂絵は、世界にベトナムを紹介することに貢献している。
 文:グエン・ヴー・タイン・ダット
撮影:グエン・ルアン

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