ハンクアット通り

ハンクアット(クアットは扇子である)通りにおいて扇子を作ったり、販売したりし、竹、葉、紙などの他の地方からの原料を生産したり、購入したりする。昔、ベトナムのフン・イエン省アン・ティyのダオサ村の人々は扇子を作る技術をここに伝え、スアン・フィエン・ティ(春の扇子の市場)と名づけた集会所(現在、ハンクアット通りの4番地を設立した。

ハノイについての研究者によって、全国の各地方からの人々はハンクアット通りに集まり、扇子を購入したという。ハンクアット通りにおいて、ハノイのタイン・チ県のキム・ル村のル扇子、フン・イエン省のティエン・ル県のハイ・イエン村ホイ扇子、ハノイのタイン・オアイ県カイン・ホアックのヴァック扇子、ハノイの郊外のザ・ラム県のノン・ヴのヴォ村の扇子などの多くの場所からの扇子が集められた。竹で作る扇子は葉型、台形など多くの形がある。


ハン・クアット通りにおける一軒の店

ハン・クアット通りにおけるお土産を買っている観光客

ハン・クアット通りにおける印鑑に関心している観光客

現在、ハンクアット通りにある店は扇子を販売しなく、信教、崇拝に関する仏具などを販売している。
しかし、ハンクアット通りにおいても木の印鑑を作る店もある。ハンクアット通りにおいての8軒の狭い店はいつも外国人が集まっている。
ハン・クアット通り6番地の印鑑を作る家の3代目の職人であるファム・ゴック・トアン氏は子供が勉強に集中できるように、多くの人が自らの本に刻印を打つと述べた。外国人の観光客はハン・クアット通りを探索すると、必ず一つの印鑑を買う。そのこともハン・クアット通りの特徴である。

文:フウ・トゥアン(Huu Tuan)
写真:タット・ソン(Tat Son)


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