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ハノイで都市鉄道2号線が着工

資金は、日本の国際協力機構、JICAによるODA融資とハノイ市の予算で賄われます。

9日、ハノイで都市鉄道2号線の着工式が行われました。

この式は10月10日のハノイ解放71周年を記念するイベントのひとつです。建設されるのは、ナムタンロンからチャンフンダオまでを結ぶ区間で、総投資額はおよそ13億ドルを超える大型プロジェクトです。
資金は、日本の国際協力機構、JICAによるODA融資とハノイ市の予算で賄われます。
路線の長さはおよそ11.5キロメートル、このうち9キロメートルは地下を走ります。10編成の車両が運行され、最高速度は高架区間で時速100キロ、地下区間で時速80キロとなります。開業は2029年の予定です。
着工式でハノイ市人民委員会のズオン・ドゥック・トゥアン副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「このプロジェクトは重要な交通インフラであるだけでなく、公共交通を中心とした都市開発への意志を示すものです。各駅は交通、商業、文化、観光が融合したスマートシティの中核になります」
ハノイ市は2045年までに15路線、総延長620キロメートルの都市鉄道網を整備する計画です。

(VOVWORLD) 


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