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バイデン大統領、23日に経済について発言-FRB議長人事決定迫る中

(VOVWORLD) - アメリカのバイデン大統領は経済とインフレ対策について23日に発言する予定です。市場はFRB=米連邦準備制度理事会の次期議長人事発表を待っているほか、エネルギー価格を引き下げる措置が講じられるのではないかと注目しています。
次期FRB議長人事に関しては、パウエル議長を続投させるか、ブレイナードFRB理事を起用するかの二者択一になります。ブレイナード氏は気候変動対策と銀行規制に関してパウエル氏よりリベラルな立場とみられています。ホワイトハウスは大統領が感謝祭祝日の25日より前に指名を発表すると明らかにしていました。
ホワイトハウスが21日発表した週間予定によりますと、大統領は「アメリカ国民のための物価引き下げと経済について」見解を示した後、23日中にマサチューセッツ州ナンタケット島に夫人と共に向かい、感謝祭の休暇をそこで過ごす予定です。話す内容の詳細は明らかにされませんでした。

ディース国家経済会議(NEC)委員長は「FOXニュース・サンデー」でのインタビューで、次期FRB議長人事の発表時期や人選の見通しについてコメントを控えました。

ホワイトハウスのサキ大統領報道官は19日、バイデン大統領はFRB議長指名に関して「決定を下す見込み」であり、大統領が休暇に向かう前に「さらに多くを伝えることができると思う」と語りました。(Bloomberg.co.jp)

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